ホイアンの朝。クア・ダイ通りのホテルから見える空芯菜畑です。
毎朝、おばさんがノン・ラー(ベトナムの菅笠)をかぶり、小さな椅子と鎌をもって空芯菜をとりにきています。畑を刈りとったばかりのところと、すくすくと育っているところの緑色のグラデーションがきれいです。
おばさんが空芯菜を運んでいる間に、小鳥が竹竿に羽を休めにきていました。何気ない風景に心が和みます。朝露がはじけたようなみずみずしい空気がそよ風に乗ってきて、気持ちのいい朝がはじまりました。
夜になると、水たまりの方から大きなカエルの大合唱が聞こえてきます。ホイアンにある空芯菜畑は、散歩道の楽しみのひとつになりました。
コーヒーとフランスパンで軽めの朝ごはんです。炭火で温められているフランスパン。皮が薄くてぱりっとして、生地が軽くてふわふわしています。そのままコーヒーと食べるときもあれば、ピーナッツバター&シュガーやクリームチーズ、たまご焼きをサンドしてもらうこともあります。
市場の方に歩いて行くと、お供え用の花売りが店を広げていました。黄色い菊と赤い花。プラスチック製の赤いかごと、青い椅子が小さくてかわいいです。