緑豆あんでつくったダラットの柿、ベトナム語で柿のことをhồng(ホン)といいます。
ベトナムには、Bánh đậu xanh trái cây(バイン・ダウ・サイン・チャイ・カイ)という、果物を緑豆あんでつくる菓子があります。結婚式などのお祝いにつくられるそうで、練りきりの日本の和菓子にも似ています。緑豆あんのお菓子は渋めのお茶とよく合います。
精進料理のもてなしを受けたときのハーブサラダ。ダラットのやわらかい日射しの下で育てられたやさしい色のグリーンで、ステキなフラワーアレンジがされていました。
バナナの葉に包まれたライスペーパー。ライスペーパーをバナナの葉で包み、ビニール袋に入れて一晩置くと、やわらかくてしっとりしたライスペーパーになって生春巻きが巻きやすくなります。ライスペーパーを束ねたピンクのナイロンの紐とプラスチックのお盆もかわいらしくて写真に収めました。
ダラットのライスペーパーはしっとりしてきめ細やかなお米のやさしい甘みがありました。市場で買い物をするときに、その土地のお米でつくられたライスペーパーを探してみるのもよいかもしれません。シンプルに郷土の味を楽しめると思います。
路地裏の天秤棒の店で売られていたダラットのアセロラ。自然のままふぞろいの色合いに見ているだけで癒されます。実をつぶしてしぼり水と砂糖を加え、甘酸っぱいビタミン豊富なジュースにします。
ダラット名産のアーティチョーク(朝鮮アザミ)のつぼみ。主にスープにして食べます。アーティチョークの花を見たことがないのですが、緑色のつぼみの先端から淡い紫に色づきはじめて、艶やかな大輪の紫の花を咲かせると聞きました。いつか花が咲いている季節に、ダラットに訪れてみたいと思います。