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VOL.153 ホアンキエム湖にて。

release : 2018-7-6 category : ベトナム〜おいしい散歩〜

ハノイ、ホアンキエム湖 -朝-

湖のほとりに火炎樹の赤い花(Hoa Phượng/ホア・フォン)が咲いています。
Hoaは「花」、Phượngは中国神話の伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」に名前の由来があります。
火炎樹の赤い花に、今、夏いちばんの暑さが来ていることを感じて、湖面からの風をうけてしなやかに揺れる葉に涼をおぼえます。

ホアンキエム湖 (Hồ Hoàn Kiếm)は、かつては紅河とつながっていて、紅河が何度も氾濫をくりかえしてつくられた湖のひとつだそうです。

大きなガジュマルの樹の下で、のんびり語らうお母さんたち。
ホアンキエム湖周辺は、朝から夜までいつも市民の憩いの場になっています。

湖に面したハノイ市庁舎前にて。
バイクやスクーターで、学校や仕事場へ向かう人々。
奥のポスターは、建国の父、ホー・チ・ミンさんです。

ホアンキエム湖のまわりを歩いていると、
何気ないところにお茶のグラスが置いてあることに気がつきました。

公園の掃除の合間や、郵便ポストを見にいったときに、
それぞれに仕事の手をとめて、お茶をしているのでしょう。
いれたてのお茶の色がきれいです。

布にくるまれた竹製のポットがありました。お茶を温かく保ちます。

ハノイの街なかでは、鳥かごを吊り下げているのをよく見かけます。鳥はしあわせを運んできてくれるそう。ホアンキエム湖のまわりを歩いていると、ハノイの空気に次第に馴染んでいき、しあわせな気持ちがふくらんでくるようでした。

 
 
 
フォトグラファー 青木由希子