バインセオ、おいしいですよね!サイゴンの大きなバインセオも、フエ地方の小さめのバインコアイも、私は好きです。バインセオは、地方によって呼び名やつくり方、タレの種類も違うようです。
今年のベトナム旅行で、ダラットとフエの友達から同じように教わったのですが、「今日は寒いから、バインセオでもつくろう うちにおいでよ」と、バインセオには有名な?誘い文句があるのだそうです。(他の地方でも同じように言っているのでしょうか。気になります!)
専門店で食べるものと思っていましたが、仲間と火にあたりながら、バインセオをジュージューと焼いて食べる温かい家庭料理でもあるのですね!
バインセオは、まず、具を炒めて、米粉とターメリックを水で溶いたものを注ぎクレープのように焼きます。蓋をして具を蒸し焼きにし、おいしさを封じ込めて、二つ折りにしたものですが、その食べ方も教わりました。
まず、レタスの葉を大きめにちぎり、皿の上に置くのですが、葉の広がっている方を手前にします。切り分けたバインセオと、野菜とハーブと乗せて、手前から巻いてみて。と教えてもらいました。なるほど、巻きやすい。味付けは、大根と人参と青いマンゴーのなます入りの精進料理のタレ(ヌックマムを使わずに甘酸っぱい醤油ベース)で頂きました。米粉の生地がパリッと香ばしく野菜たっぷりで、とてもジューシー。
写真は、この夏、北海道の在来種の豆を扱っているべにや長谷川商店さん「ベトナムおかん料理ツアー」のコーディネイトをさせて頂いた時のものです。
ベジタリアンのダラットのお母さんのバインセオ。具は、フクロダケ、ブロッコリー、もやしなど。お坊さんラベルの精進ヌックチャムのタレもあります。
バインセオはいろんな種類があります。ぜひ、お友だちとお楽しみください♪
バインセオサイゴンの 「ライスペーパーで巻いた Bánh Xèo Cuốn(バインセオロール)おいしかったです!」