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VOL.15 お米の国と、しんちゃおー

release : category : ベトナム〜おいしい散歩〜

季節がめぐり、実りの秋となりました。日本もベトナムも同じお米の国ですね。ベトナムは気候が暖かいので、場所によって、二毛作から四毛作と聞いています。いつの日だったか、メコンデルタで稲刈を見たあと、ハノイに飛んだら田植えの時期だったので、日本との違いに驚きました。龍の形をした細長い国は、様々な農風景と暮らしがあるのだろうなあと思いました。

この夏、フエに行った時に、黄金色の稲穂を脱穀機にかけているところに遭遇しました。田植えをしてから稲穂の頭が垂れるまでには四ヶ月かかるそうで、収穫の時がいちばん嬉しいと言っていました。おじさんの横顔はずっと笑顔でした。豊作で良かったです。

 

一瞬にして、籾と藁に分けられます。
精米後、籾殻はかまどで使います。藁は牛の餌になります。他にも用途は色々ありそうですね。


手伝いのお姉さんたちも手際よく袋に詰めています。


大きな農具は高価なので、レンタルして使うそうです。

作業は、そろそろ終わりそうなのですが・・・。この道、右は塀で、左は川なので通れません。しかたないので、川縁から歩いて行こうとしたら、とてもかわいいものたちに遭遇しました。


わ、かわいい!木かげで、子どもたちが遊んでいました。


ランブータンの殻や、赤い花びら、ちいさな木の実たちが、色とりどりに。

Xin chào!(シンチャオ)と、あいさつすると、子どもたちも「しんちゃおーー」と、あいさつしてくれました。 おままごとをしていたのかな!とてもきれいです。どうもありがとう~。

フォトグラファー 青木由希子