写真の地層展 vol.14 おかげさまで無事に終了いたしました。
今回のベトナム写真展より タントアン瓦橋の市場で出会った魚売りのおばあさんです。
「タントアンの市場にて」(フエ 2009年) (c) yukiko aoki
市場の片隅で、おばあさんが魚をさばいていました。小さなスペースで働いているので足腰に負担がかからないかと心配になりました。また会いに行きたいです。
写真を撮るためにというよりは、またお会いしたくて・・・という気持ちの方が大きかったです。田舎の小さな市場は、村の近くでとれた野菜や魚などが少しずつ並んでいて、足らないものは町から仕入れて来て、必要なものを必要な分だけ、人から人へわたっていく場所なのだと改めて気がつきました。魚売りのおばあさんの居たところを思い出しながら、村の暮らしに思いを寄せることができました。この夏、タントアンの市場に行ったらおばあさんをたずねてみたいと思います。
ベトナム写真展では、オリジナルポストカードと、おすすめ図書や雑貨を展示することがあります。お客様との会話がさらに弾むので会期中の楽しみのひとつです。
右から、「トゥイーの日記」「禅的生活のすすめ」「ベトナム町並み観光ガイド」「ドラえもん」「子ども向けの絵本」
トゥイーの日記/ダン・トゥイー・チャム著・・・戦時中に軍の医療にあたっていたトゥイーさんの日記。
禅的生活のすすめ/ティク・ナット・ハン著・・・フエ出身の有名なお坊さんの本。
ベトナム町並み観光ガイド/友田博道著・・・世界遺産の建築や風習を写真つきで解説。町歩きの専門書としても。
ドラえもん/FUJIKO F Fujio著・・・ベトナム語版のドラえもん。時々わかるベトナム語がうれしい。
子ども向けの絵本・・・色づかいがやさしくてカラフル。ベトナム語abcの本もかわいい。