シンチャオ! 「サイゴンノオト」のわん吉です。
あっという間に10月も終盤。
秋もますます深まってまいりましたね。
さて今回ご紹介したいのは、
このニュルニュルな感じの植物。
日本昔ばなしの世界から抜け出してきたような、
トトロの世界から舞い降りてきたような、
不思議な雰囲気満点のサボテンなのです。
ご注目は、サボテンの葉っぱの先に突き出したようなピンク色の実。
これがなんと、あのドラゴンフルーツなのでした。
「ドラゴンフルーツはサボテンだったのか・・・!!」という衝撃。
なるほど、そういえば、
ドラゴンフルーツのみずみずしすぎるほどの水分量にも
(乾燥地で育つサボテンは体内に水分を保つ機能に優れているのだとか)
そのシンプルすぎるほどの味にも、
納得がいくように思うのでした。
このドラゴンフルーツに出会ったのは、
ベトナム中南部の東海岸にあるビーチリゾート、
ファンティエットとムイネーへ行く道中です。
以前、ぴょんこがこのビーチへ行ったときは電車でしたが、
https://p-pho.com/saigonnote/12786
わん吉は国道1号線をひたすら車でまいりまして、
ニュルニュルの植物は、
海に近づいてきたあたりの道路沿いの畑で栽培されていました。
この地域のドラゴンフルーツは、実が赤いのが有名です。
国道沿いで販売していたおばちゃんが
「赤いのは甘くておいしいのよ!
ホーチミンで売っているのは南部のメコン産で、実が白いでしょ。
赤いのはホーチミンではあんまりないし、高いから、
ここで買っていくべきよ!!!」
と力説するので、思わず購入☆
おばちゃんが言うとおり、甘みがあってとてもおいしかったです!
が、後日ホーチミンではさらに安いのを見つけて、ややがっかり・・・。
ホーチミンから国道1号線でひたすら5時間、いえ6時間(遠かった…)。
ようやくたどりついたムイネーのビーチは、風が強いので有名で、
東南アジアでも随一のカイトサーフィンのスポットだそうです。
そのビーチ沿いのシーフードレストランでいただいたのが、
こちら、「魚の生春巻き」です。
ホーチミンでいただく生春巻きは豚肉のスライスとエビが主流ですが、
漁村ではさすがに魚なんですね。
湯通しした白身魚のスライスにフレッシュハーブを加えて、
ライスペーパーで巻き巻き。
地元ファンティエット産のさっぱり系ヌクマムをつけて
パクッといただけば、「う~むおいしい!」の一言。