シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@台湾です。
台湾に来て間もなく、右も左もわからないながらも、「台南へ行ってみよう!」と足をのばしてみました。台南はその昔は台湾の都だった街で、今も古い街並みも残っており、グルメの街としても知られていて、そんなすてきな街に惹かれないわけがありません🌟
台北から台湾新幹線で1時間半。あっという間に台南に到着して、まず向かったのは、以前もご紹介した擔仔麵(タンツーメン)の名店「度小月」です。
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ここで食べるべし!という「揚げエビ巻き」をさっそくいただきました。エビと魚のすり身が旨味たっぷりで、サクサク軽い揚げ衣の食感が美味しさを増します。そのままでもよし、少し甘めのタレもよし🌟
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そして、豚モツの炒め物。
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驚きました。まったく臭みがなくて、あっさりしていて、生姜がたっぷり、ネギの風味もほんわり。これはウマイぞ!! わん吉はあまりモツに詳しくないのですが、どこの部位かわからないモツが何種類、それぞれに食感と味が引き出されていてふむふむ。モツワールドへの扉が開かれたような気がしました。
お店は広めで、ところどころに昔使われていた調理道具や食器なども展示されていて楽しいです。スタッフのみなさんの「歓迎光臨〜!(ホァンイングァンリ〜ン)=いらっしゃいませ〜」という明るい声があちこちに飛び交っていて、老舗ながらも気楽な感じで居心地も良いです。
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そして、締めにいよいよ擔仔麵です。味噌風味と旨味たっぷり。もちろん満足!
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◉度小月
https://jp.noodle1895.com/
翌日は、隠れ家風の台南家庭料理のお店「筑馨居」へ。古い家をそのままお店に使っていてなかなかの雰囲気。ここは予約制で1人500元のおまかせコースです。
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何が出てくるかなぁ♡と待つのは楽しいですね。デザートも合わせて7品ほど出てきましたが、わん吉が気に入ったのは台湾野菜の甘酢和え。右下の緑の葉っぱは「三蘇」という台湾原産のもの。ゼンマイのように葉先が丸まっていて、ちょっとネバネバしていて歯ごたえがあっていけます!
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生姜たっぷりの煮物。お魚の煮付けに、鶏肉麺などなど。きっと台南の食卓にはこんなお惣菜が並ぶのだろうなぁというお料理が次々に運ばれてきました。目も楽しく、舌も楽しく、そして満腹🌟
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このお店のある路地にもまた昔ながらの小さなお家が並んでいて、良いところでした。
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◉筑馨居
https://www.facebook.com/%E7%AD%91%E9%A6%A8%E5%B1%85-408529669303867/
台南に来たら食べるべし!という名物料理はいろいろあって、その一つ、エビめしも目指してみました。大通り沿いの食堂はエビめし目当てのお客さんが行列を作っています。小ぶりのお椀にエビ炒めがのった、締めの一杯的な一品。見るだけでおいしそうですね〜♡ 店頭ではものすごい勢いで小丼が作られ、お客さんに配られていきます。わん吉も列の最後尾に並んで、期待を膨らませながら流れるような丼さばきに見とれていました。
「あとちょっとだ〜!」
ワクワクしていたところに、お兄さんの一言が。。。
「今日はおしまい!! あなたから後ろ、もうないよ(そんな感じの中国語)」
「え、え〜っ!!」
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エビめしは残念ながらお預け。それなら悔しいけど次回。台南をもう一度旅する立派な理由が、ここに生まれました☺️
胃腸を整えて、お腹を空かせて、また台南に来ようっと♡