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ベトナムで咳が止まらなかったときに、フエの友だちが用意してくれた「生姜と塩」。
「生姜 Gừng(グン)を噛んで、天日塩の結晶 Muối Hạt (ムォイ・ホッ)を食べるといいですよ。交互に繰り返して食べてね、咳が鎮まるから・・・」
本当に咳が落ちつきました。ピリリとした辛みも心地よくて喉もすっきりしました。
日に日に寒くなって、咳の風邪が流行っていますね。
生姜と天日塩の結晶、おすすめです。
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蓮の実とデーツのチェー。
滋味深くやさしい甘い香り、ほくほくした食感が後を引く温かいデザートです。
ここにも塩をひとつまみ入れて、いただきました。咳にもいいし、味が引き締まっておいしかったです。
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タントアン瓦橋に行ったとき、広場の枇杷の木が黄色い実をつけていました。
日本では枇杷の実は栄養があって、葉も火傷をしたところに巻いて手当てをすることがあると話したら、「昔、食べものが無かったときに枇杷の実を食べたことがあったけれど、今はもう食べないよ」と話してくれました。
国や地域によって、食や手当の方法が違うのはおもしろいと思いました。